傾いた天秤

ショートショート短編小説

天秤は、全ての同等を示すのにとても分かりやすい道具だ。
ちょうど良いサイズの天秤があったので、私は平和と言う文字を右皿に、地球を左皿に置いてみた。
困った事に、地球の方が重すぎて、左の方へ天秤が傾いた。
思案した私は、戦争と言う文字を右皿に置いてみた。
ところが天秤は、今度はゆっくりと右の方へと傾いた。
この天秤を平行にするためにはどうしたらいいものか。
私は未だに考えているところである。

2007-02-07

黒い羊小屋

二次創作では「くろひつじ」名義で活動しています。

【詳細はこちら】

WEB拍手

感想などは以下のWEB拍手からお願いします。

【WEB拍手ボタン】

→拍手の返信はこちら