忠告

ショートショート短編小説

お腹が空いたので何か食べようと、乾麺やお菓子を保管している戸棚を開けた。
すると中に頭だけのそいつがいた。
人間の頭の倍くらいは大きいその頭は、戸棚の中の食糧を食い散らかしていた。
ぽかんとしているとそいつはこちらを見て、
「悪いもんばっか食べ過ぎ」
と不機嫌そうに言った。
「す、すいません」
思わず謝り、戸棚の扉を閉めた。
しばらく呆気にとられていたが、はっと思い直して再び戸棚を開けた。
戸棚の中の食糧は跡形もなく消えていて、仕方がないからコンビニに買い物に出掛けた。

2007-03-25

黒い羊小屋

二次創作では「くろひつじ」名義で活動しています。

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