星降る夜に

ショートショート短編小説

昔、おばあちゃんが言っていた。
「誰かが死んだり、死んでしまう前には、星が流れて消えるんよ。
みんな、お空に自分のお星さんを持っていてね。
お星さんが消えたら、その人の命もおしまいなんよ」
二階のベランダから、遠く揺れる、ネオンの洪水を眺めながら、そんな事を思い出した。
ふと、空を見上げてみたら、星が綺麗な弧の字の尾を引いて、幾筋も幾筋も流れていった。
隣の部屋のテレビが、細い声で、小さな国の戦争が終わった、と言っていた。

2007-12-22

黒い羊小屋

二次創作では「くろひつじ」名義で活動しています。

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