血液型はA型

ショートショート短編小説

一本一本丁寧に、彼は縦線を引いていた。
几帳面に。等間隔に。
今度は一本一本丁寧に、彼は横線を引いていた。
几帳面に。等間隔に。
それを見ていた父親が彼に言った。
「なんだいこれは。
 味気ない上に人情味に欠ける区切り方だなぁ」
すると彼はこう言った。
「父さんのは雑って言うんだよ。
 こっちの方が管理しやすいだろう?」
そう言って、彼は区切った土地に、人間達を置いていった。
最近代替わりしたらしい神様は、どうやらA型らしい。

2006-12-04

黒い羊小屋

二次創作では「くろひつじ」名義で活動しています。

【詳細はこちら】

WEB拍手

感想などは以下のWEB拍手からお願いします。

【WEB拍手ボタン】

→拍手の返信はこちら