ひとりぼっち

ショートショート短編小説

ひとりぼっちが寂しいから、誰かと繋がろうと、インターネットで見つけた掲示板に書き込んだ。
「誰かお話しませんか」
メールがきた。
「お話しましょう」
他愛もない会話を続けた。
学校の事、家族の事、つまらない日常と、見えない未来のこと。
寂しくはなかった。
でも、つまらなかった。
そして、そのうち寂しさが増してきた。
インターネットで見つけた掲示板に書き込んだ。
「誰か遊びませんか」
何通もメールがきた。
「一緒に遊びましょう」
指定の場所にみんなで集まって、ご飯を食べて、他愛もない会話を続けた。
寂しくはなかった。
楽しかった。
でも、満たされなかった。
繋がったように見えただけで、繋がっていなかったんだ。
ひとりぼっちでわんわん泣いた。

2007-03-18

黒い羊小屋

二次創作では「くろひつじ」名義で活動しています。

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